※4月5日更新
コロナウィルスの影響により職を失ったワーホリ生や学生も対象に支援金の申請が可能になる。(一部条件があるため、対象となる人のみ申請が可能)
こんにちは、今年にはいってからというもの、コロナウイルスの発生により不安が増すばかり。
わたしが滞在しているバンクーバーでも、働くことが難しくなった今、資金・ビザなどの関係で緊急帰国を決めるワーホリ生や、いつ終息するかもわからない不安で、一時帰国する学生も多くでてきている状況です。
今回は、バンクーバーの現在の状況について書いていこうと思います。
これまでの生活と変わってしまい、苦しくなってしまうこともありますが、今は我慢の時。
一刻も早くまた街に賑わいが戻ってくるのを願っています。
コロナウィルスの発生によるバンクーバーの様子
賑わいをなくしたダウンタウン

おしゃれで観光スポットにもなっているガスタウンの他、
多くのショッピングセンターやデパート、レストランなどが並んでおり、多くの人で賑わうのがダウンタウンエリア。
現在は、ほとんどのレストランが店を閉めました。
ちらほら空いてる店はあるものの店内で飲食できるところは一店舗もなく、テイクアウトもしくは、宅配のみの提供。
5月から見てきた景色と同じとは思えないほどに歩いている人がいなくなり、寂しい光景になってます。
国民の外出自粛を政府が呼び掛けていることもあり、多くの人が自宅待機することを守っているからと思われます。
公共施設も門を閉める

観光スポットとしても人気のキャピラノブリッジ、バンデューセン植物園なども一時的にクローズしており、その他、野外レクリエーション施設(テニスコート、スケートボードコート、バスケットボールコートなど)、図書館、ビーチに隣接する駐車場などは封鎖されています。
ただ、観光客はもちろん市民にも人気の憩いの場「スタンレーパーク」や「イングリッシュベイ」では、天気の良い日は犬を連れて散歩をしている人やランニングやサイクリングをしている人がたくさんいます。
すれ違う時や歩くときはお互いが距離をとるようにひとりひとりが気を付けており、道の真ん中には写真のような掲示が一定の間隔で並んでいます。

日本語に訳すと、
「ビーチを楽しめますが、1-2mの距離をとりましょう」とのように表記されています。
街にいくつかある公園の広場へは立ち入りできるものの遊具の使用は禁止。利用できないようにテープが貼られています。
これも、国民を守るための施策ですから仕方ないですね。
人と人の間に一定の距離を開けなければ罰金
その距離は2mという情報がでています。
それに従わなかった場合には、企業には5万ドル、国民には1000ドルの罰金が科せられます。
実際に、道ですれ違う時もなるべく距離をとるよう、ひとりひとりが気を付けています。
人が集中するスーパーマーケット(食品館等)では、人と人との間隔がとれるように、
入店数に制限をもうけており外には行列できることも多々。
行列に並ぶときも、入店してレジで並ぶ際も、床にテープが2m間隔で貼られていたりと、お客同士が一定の間隔をとれるように目印をとるなど工夫がされています。
店員や従業員は手袋を着用
レジスタッフや商品・サービスを提供する人は、感染予防のため手袋を着用しているのをよく見かけます。
カナダ入国後の自宅隔離
入国後14日間の自宅隔離。
これは、【必須】となっており、守らなかった場合は罰金・逮捕の場合があります。
毎日19時に医療従事者に感謝を伝える

毎日19時になると、街中で拍手や音楽、車のクラクションや激しい物音が数分間にわたっておこります。
自宅待機をしている人もマンションやコンドの窓やベランダから顔を出し声を上げます。
なんて素敵なんだ。バンクーバー。(´;ω;`)
その他
・一部語学学校や専門学校の授業はオンラインレッスンに切り替え
・運転手の安全を守るためバス後ろの入口からの乗り降りに限定(利用は無料)
【外出自粛】慣れない環境での不安や苛立ちを抑えるために
最後に、
そういった問題の対策案として以下の情報を得たので共有します。
✔規則正しい生活をこころがける
✔意識的に新型コロナウイルス関連情報から離れる時間を作る
✔意識的に誰かと連絡をとる
(1)規則正しい生活をこころがける
テレワークや自己隔離に入ると生活のリズムが乱れがちになります。食事や睡眠時間も含め,できるだけ規則正しいいつも通りの生活を心がけて下さい。そして,少しでも運動(筋トレ,ストレッチ,ラジオ体操等なんでも)して下さい。また,アルコールやコーヒーの過剰摂取に注意して下さい。
(2)意識的に新型コロナウイルス関連情報から離れる時間を作る
新型コロナウイルス関連の情報も次々と変化し,情報があふれていますが,一方的な情報の詰め込みは集中力・処理能力の低下を招きます。特に寝る前にスマホでネットニュースを追い続けるのは意識して避けましょう。ゆっくり入浴したり,丁寧に部屋を掃除したり,コロナから離れる時間を作りましょう。
(3)意識的に誰かと連絡をとる
今回は物理的に距離をとらざるを得ない状況ですが,現代は様々なコミュニケーション手段があります。普段より積極的にお互いあまり気を使い過ぎずに,メールや電話,その他の手段で連絡を取り合うことを勧めます。実は周りの皆も不安を感じており,連絡があるとうれしく感じてくれると思います。
在バンクーバーー日本国総領事館
みんなで力を合わせて乗り越えましょう!